ＢＧＭ（フレーム表示）付で見たい方はこちら（既に表示されている方は関係ありません）。

スポゲーＢＯＸ

ウイニング・イレヴン７

サッカー・ゲーム 先ずは「キャプテン翼」シリーズ。これは先ずテクモが�T〜�Xを出し、熱狂的なファンを生み出した。アクション性よりは戦略性を重んじたシミュレーション・ゲームで、迫力満点のグラフィックが他のサッカー・ゲームとは一味違う雰囲気を醸し出していた。しかし、版権がバンダイに移ってアクション性が強まり、テクニックが重視される様に成ったせいか、テクモ版程の人気は獲得出来なかった。最新のコナミ版は論外。「ウイイレ」シリーズを送り出したメーカーとは思えぬ半端な作りなのだ。 アクションではＳＦＣ時代に「スーパー・サッカー」「ハットトリック・ヒーロー」「スーパー・フォーメーション・サッカー」等が出ていたが、多くの支持を得られる水準には達していなかった。ＳＦＣ時代後期に出たナムコの「プライム・ゴール」はかなりの人気を呼び、当時のサッカー・ゲームの中では頭一つ抜けていた。時代がＣＤ−ＲＯＭに入ると、二つの人気シリーズが登場。一つはセガの「サッカーチームをつくろう（サカつく）」、一つはコナミの「ウイニング・イレブン（ウイイレ）」である。前者はチーム運営の面白さ、後者は操作性やグラフィック、臨場感満点の実況等が決め手と成り、共に大衆的大ヒット作と成った。特に「ウイイレ」の進化が著しく、「６」はミリオン・セラーを記録、「７」もこれに準じる大衆的人気を獲得している。もはやサッカー・ゲームにおける「ＦＦ」「ドラクエ」級の地位を確立したと言っても過言ではあるまい。 野球ゲーム 昔はナムコの「ファミスタ」シリーズが定番であり、野球ゲームと言えばこれ以外考えられなかった。そうした中で確実にファンを増やし、遂には野球ゲームの最高峰に上り詰めたのがコナミの「実況パワフルプロ野球（パワプロ）」シリーズである。前者が横の変化を主体とするのに対し、後者は縦の変化も加わる為、駆け引きの幅が広い為だ。最近スクウェアを始め、リアル調が結構出ているが、ヴィジュアルはともかく、操作性で前二者を凌駕する作品が存在しないせいか、支持率は今一つだ。 球技あれこれ テニスではナムコの「スマッシュコート」シリーズが先ず先ずの人気作。嘗ては他の球技も結構作られており、「バスケット・ボール」「バレー・ボール」「ドッジ・ボール」「ラグビー」「アメリカン・フットボール」等多士済々だったが、最近はあまり見かけなくなった。容量を使う割に売上が期待出来ないからであろう。他ではゴルフが結構色々出ているが、「みんなのゴルフ」シリーズが断然の人気作と成っている。 レース・ゲーム ＳＦＣ時代には「スーパーマリオカート」が大ヒットを記録。ＰＳ時代に入るとナムコの「リッジレーサー」シリーズが人気を博したが、ＳＣＥの「グランツーリスモ」シリーズがこれにとって代わり、常に爆発的ヒットを記録し続けている。 その他のスポーツ 「ハイパー・オリンピック」シリーズ、「クール・ボーダー」シリーズ等が定番と言える人気作だ。逆に数は結構出ているのに、今一つ決め手に欠けるのが釣りゲーである。私が一番好きだったのはＦＣ時代の「ブリーマーリン」。