ザ・競馬ゲーム

ＢＧＭ（フレーム表示）付で見たい方はこちら（既に表示されている方は関係ありません）。

馬ゲーＢＯＸ

ギャロップ・レーサー６

「ダービー・スタリオン」シリーズ
馬ゲーのパイオニアにして最大のヒット・シリーズ。配合と調教の面白さが決め手と成り、幅広い層からの支持を獲得している育成ゲームだ。字幕実況付きのレース・シーンも中々。但し、今と成ってはレース画面がショボイし、競馬サークルを確り再現しているとは言い難い。種牡馬や騎手が何百年も同じというのはまあ仕方がないにしても、調教が納得行かない。ウッドや坂路全盛の御時世に、ダートや芝がメインというのは……。しかし、対戦で負けない馬を作れればそんな事はどうでも好いという人には断然のシミュレーションであると言える。尤も、最近は育成シミュレーション自体が廃れている感が強いが。
「ウイニング・ポスト」シリーズ
「ダビスタ」に対し、競馬サークルが小規模ながら確り再現されている点が魅力の育成ゲーム。種牡馬や騎手、調教師も引退し、自ら架空世界の競馬史を作り上げて行く面白さがある。配合面に関しては、初期シリーズでは高額馬を買い、良血同士を配合すれば簡単にＧⅠを勝ち捲る馬が作れる為、意外と奥の深さはなかったが、最近は「ダビスタ」以上に本格的に成っているらしい（育成より騎手ゲーが好きな為、それ以上の事は判らない）。調教がコンピュータ任せで進んでいける点が評価の分かれる所だろう。レース・シーンは、ＳＦＣ時代に比べるとヴィジュアルが飛躍的に向上し、臨場感が増した。とはいえ、ジョッキー・ゲームの迫力に慣れてしまうと物足りないが。実況が今一つ淡白なのもネックだろう。何れにせよ、一頭一頭のドラマ、競馬サークルの悲喜こもごもを体験出来るという点では断然の存在に間違いない。「ダビスタ」に往年の勢いが感じられなくなった事もあり、育成物で唯一気をはいているシリーズと言えるかも知れない。。
「サラブレッド・ブリーダー」シリーズ
調教を最も重視した育成ゲーム。馬の体調が複数の表情のグラフィックで表される。不鮮明ながら音声実況を導入した点も評価出来よう。但し、レース・シーンは粗い。
「クラシック・ロード」シリーズ
調教を重視、各馬のパラメータの変動が判る結構とっつき易いシステムだが、あまりに貧相なレース・シーンで損をしている。亦、パラメータを数値化した事でスリルがなくなり、数字の調整に明け暮れる点も賛否両論。
チョコボ・スタリオン
「ファイナル・ファンタジー」シリーズで御馴染みのチョコボ版「ダビスタ」。グラフィックは素晴らしいが内容は本家に及ばない。私としては「ＦＦⅦ」のゴールド・ソーサーでの”チョコボ・レーシング”即ち自分でチョコボに乗るシステムの方が面白いと思うのだが、スクウェアは一体何を考えているのか……。
「ダービー・ジョッキー」シリーズ
馬ゲー初の本格的ジョッキー・ゲーム。今迄は見ているだけだった名馬達を自分が操る事が出来るという点が魅力。レース・シーンはショボイがシステムは結構ユーザー心を擽る点が満載。ＳＦＣ時代に相当ハマった作品である。「ギャロップ・レーサー」シリーズの出た今と成っては相当に見劣りするが……。
「ギャロップ・レーサー」シリーズ

※詳細はこちら

「ＧⅠジョッキー」シリーズ
「ウイニング・ポスト」シリーズのコーエーが作ったジョッキー・ゲーム。騎手の世界を擬似体験出来るのが最大の特色だが、反面リーディングを獲る為には弱い馬にも乗り続けなくてはならないのが辛い。ＰＳ２で出た「２」は「１」では出来なかった対戦や「障害レース」が出来る様に成ったが、肝心のレースが今一つ。鞭を連打出来ないし、スタミナの消耗が早いので名馬の乗り味というものを堪能出来ない。シンボリルドルフの様にスタミナにも優れた超一流馬に乗るのが無難。
「ステークス・ウィナー」シリーズ
ギャグ要素を含んだジョッキー・ゲーム。リズムに合わせてボタンを押し、馬を前進させるという発想は昔のファミコンの障害レースの発展系だろう。道中に色々なアイテム（例えばニンジン）が落ちていたり、モグラの穴があったり、まともにレースをしたい人には勧めかねるが、対戦は結構面白い。特に直線で「どけどけぇー！」と叫んで馬が突っ込んで来るのは笑える。
競馬エイト
競馬予想ゲーム。「競馬エイト」の馬柱からデータを打ち込み、予想を立てる。しかし的中の精度は低い。それよりもおまけのパーティ対戦用コイン・ベット式の架空予想大会が面白い。昔ゲーセンで予想マシーンにハマった人は結構燃えるだろう。
「馬券王」シリーズ
ゲームボーイで発売され、人気を呼んだ予想ゲーム。買い目が多いのが難点だが、結構当たるし、ウィンズや競馬場に携帯出来る点が魅力であった。
「パワー・ステークス」シリーズ
スクウェアがアクエス・ブランドで発表した予想ソフト。データ入力はかなりアバウトな感じだが、杉本清の音声実況付きで予想結果が出る点は流石スクウェアと思わせた。予想もまあまあ当たるので評判に成り、深夜テレビでもこのソフトの予想コーナーが設置された事もあった。しかし画面はショボイ。