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ＥＶＡ劇場

ミサトとお食事

	（うららかな春の朝。ミサトの家のキッチン。シンジがせっせと料理を作り、ペンペンがそれを見ている。）
シンジ	「はぁーあー、厭んなっちゃうよなぁー。何時も料理を作るのは僕ばっか・・・」
	（アスカ、登場。）
アスカ	「おはよう、馬鹿シンジ。」
シンジ	「あ、お、おはよう。」
アスカ	「何を焦ってるのよ。さてはいやらしい事考えてたでしょ！」
シンジ	「ち、違うよ。」
	（ミサト、登場。）
ミサト	「まあまあ、シンちゃんだって男の子なんだから。」
アスカ	「甘いっ！ミサトがそうやって甘やかすからつけ上がるのよ！」
シンジ	「（独白）逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ・・・」
ミサト	「どうしたの、シンちゃん。顔が青いわよ。」
アスカ	「こいつは何時だってこんなもんよ。」
シンジ	「何だよぉー。」
ミサト	「まあまあ、そんな事より折角シンちゃんが作ってくれたんだから食べないと。」
アスカ	「それもそうね。こんな馬鹿相手にしてると遅刻しちゃうわ。」
シンジ	「何だよぉー。」
ミサト	「まあまあ、ほらシンちゃんも座って。」
	（一同、着座。）
ミサト	「・・・ところで今度私達が”ダンシングブレーヴ”って人のＨＰに出演するって事知ってるわよね？」
アスカ	「何それぇー！！」
シンジ	「そんなの聞いてないよぉー！」
ミサト	「今話したじゃない。・・・で、何をすれば好いと思う？」
シンジ	「いきなりそんな事言われたって、そんなの出来っこないよ！！」
アスカ	「あんた、馬鹿ぁ？そんなの出たとこ勝負じゃん。」
	（その時、呼び鈴が鳴る。ミサトとアスカは動きそうもないので、仕方なくシンジが出て行く。）
シンジ	「あ、綾波？どうして此処へ・・・」
レイ	「何を言ってるの。私は呼ばれたから来ただけ・・・」
シンジ	「（独白）アスカが綾波を呼ぶ筈ないし・・・、ミサトさんの仕業だな。」
シンジ	「まあ、上がってよ。」
	（シンジ、着座。・・・と思う間もなく呼び鈴。シンジ、仕方なく立ち上がり、玄関へ向かう。）
シンジ	「（玄関のドアノブに手をかけつつ）誰だよぉー。」
ケンスケ	「お邪魔しまぁーす！」
トウジ	「お邪魔するでぇ！」
シンジ	「な、何？どうしたの？」
	（一同着座。すると呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「今度は誰だよぉー。」
リツコ	「お邪魔するわよ、シンジ君。」
	（一同着座。すると呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「今度は誰だよぉー。」
ヒカリ	「あの・・・、入ってもいいかな？」
	（一同着座。呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「はぁー。」
加持	「やあ。」
マヤ	「お、お邪魔します。」
マコト、シゲル	「悪いね。」
	（一同着座。呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「今日はどう成ってるんだよぉ！」
冬月	「邪魔するよ。」
	（一同着座。呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「はぁー。」
ゲンドウ	「帰れ。お前にもう用はない。」
シンジ	「何を言ってるんだよ、父さん！」
ゲンドウ	「・・・済まなかったな、シンジ。」
シンジ	「訳が判んないよ、父さん！」
	（一同着座。呼び鈴。シンジ、玄関へ。）
シンジ	「まだいるのぉ？」
カヲル	「やあ。歌はいいねぇー。」
シンジ	「カヲル君！」
カヲル	「君は好意に値するよ。」
シンジ	「え？」
カヲル	「好きって事さ。ま、入り給え。」
シンジ	「は？」
	（シンジ、カヲルと共にキッチンに入って行く。何故か全員起立して、シンジの方を向いて拍手している。）
シンジ	「な、何？」
レイ	「イカリ君、おめでとう。」
ケンスケ、トウジ	「おめでとう。」
ヒカリ	「おめでとう。」
マヤ	「おめでとう。」
マコト、シゲル	「おめでとう。」
加持	「おめでとう。」
リツコ	「おめでとう。」
冬月	「おめでとう。」
カヲル	「おめでとう。」
ペンペン	「○×△□」
ゲンドウ	「おめでとう。」
ミサト	「シンジ君、誕生日・・・」
アスカ	「おめでとう！！」
シンジ	「・・・・・・うわああああああああああああああっ！！」

つづく・・・のか？