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ギャロップ・レーサー８

ライヴ・ホース・レーシング

ギャロップ・レーサー８

『ＧＲ６』でそれ迄好きだったシリーズに齎された変革、それは人によっては歓迎すべきものであったかも知れないが、私の求める”ＧＲ”の軌道からは外れつつあった。それはより『７』で顕著になった為、私は『８』は購入していない。従って、多くを語る資格はないのだが、１５年以上の付き合いになる皇ちゃんの家でゲーム画面を色々と観、プレイしてみて、もう私の求める”ＧＲ”ではなくなっている事を痛感した。システム面では余計な要素が多過ぎるし、レースも嘗ての様な爽快感がない。『Ｇ�Tジョッキー』風リアルな競馬の再現を中途半端に目指してしまっている。その内ハミ操作とかも加わってくるのだろうか。しかし、それでいて、極端に馬の動きに変調が見られるアビリティの発動や、レヴォリューション等不自然極まりない要素が残されている。私はサクサク進めるシステム、爽快感満点のレースこそ”ＧＲ”の良さだと思っているので、何かとプレイヤーに制限を課し過ぎる今の”ＧＲ”には殆ど魅力を感じない。新しい要素を考えるのも大事だけれど、先ずはゲームとしての面白さがないと。ベートーヴェンの個性がモーツァルトと異なる様に『ＧＲ』が『Ｇ�Tジョッキー』になる必要はない。まあ、私がそう思うだけで、面白いと思う人は結構いるのかも知れないが。因みに皇ちゃんもこのシリーズは通常相当やり込むのだが、この『８』は購入から３か月程で放置したままのデータが残っていた。