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ギャンブル編
”ギャンブルの殿堂”ラスベガスのカジノのスロット
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公営ギャンブル 農林水産省の管轄である競馬、国土交通省の管轄である競艇、経済産業省の管轄である競輪・オートレース、文部科学省の管轄であるスポーツ振興くじ、総務省の管轄である宝くじがある。この内、一般的に広く浸透しているのはＪＲＡの中央競馬と、宝くじであろう。中央競馬に関しては「競馬ＢＯＸ」で採り上げているが、地方競馬に関してもその内そちらに掲載する予定なので、此処では割愛。 宝くじに関しては、番号が印刷されたくじを一定金額で購入、後日抽選が行われ、当選発表という流れの「開封くじ」がスタンダード。江戸時代より続く「富くじ」の系譜に連なるものであり、中でもジャンボ宝くじは高額賞金を手にする夢を与えてくれる。 １９４５年より始まった「開封くじ」に対し、１９８４年より始まったのが「スクラッチ」。当時は「インスタントくじ」と称された様に、コインで銀色のカバーを削ると、その場で当選が分かるのが特徴で、当選金は「開封くじ」みたいに高額ではないが、一時期はかなり人気を博した。 次いで「数字選択式宝くじ」が始まる。１９９４年より「ナンバーズ３」「ナンバーズ４」、１９９９年より「ミニロト」、２０００年より「ロト６」が発売開始、現在に至っている。特に「ロト６」は高額賞金が魅力だが、海外の何１０億という賞金に比べると、まだまだという声もなくはない。 スポーツ振興くじは現在のところ、サッカー限定で、２００１年より「ｔｏｔｏ」、２００３年より「ｔｏｔｏ ＧＯＡＬ」、２００６年より「ｔｏｔｏ ＧＯＡＬ２」「ｔｏｔｏ ＧＯＡＬ３」「ｍｉｎｉ ｔｏｔｏ」「ＢＩＧ」、２００７年より「ｍｉｎｉ ＢＩＧ」、２００８年より「ＢＩＧ １０００」が発売開始されている。 この流れは、正に「ｔｏｔｏ」の苦闘の歴史を物語っている。元々イタリアで人気のサッカーくじ、トトカルチョがモデルという事で、多いに期待された「ｔｏｔｏ」だったが、２００１年こそ売上６４２億を記録したものの、翌２００２年には３６０億円、２００３年には１９８億円と急降下。２００４年１５６億、２００５年１４９億、２００６年１３４億と下がる一方。しかし、キャリーオーバーにより最高６億円の当選が可能になった「ＢＩＧ」の導入により、２００７年には６３７億、２００８年は１０月半ばの時点で６７９億と、流れが変わりつつある。 競艇、競輪、オートレースに関しては私自身が一度も体験していないので、何とも言えない部分が大きいが、後日色々と調べて少し位は記述してみたい。勿論、何れ一度はやってみたいと思う。 パチンコ店 １９２５年、大阪にて発祥したパチンコ。１９３０年には名古屋に史上初のパチンコ店が出来る。１９６４年にはパチスロの原型・オリンピアが出来、１９７７年に０号機、１９８５年に１号機導入。そして、１９９２年、パチンコにおいてプリペイドカードを利用したＣＲ機が導入され、ほぼ現在の形に至る。２００５年度には参加人口１７９０万人、市場規模２９兆５０億円を記録している。しかし、２００４年に改正された遊戯規制の影響等が懸念され、現在はパチンコ人口が減少傾向にあるという。それでは、主な機種を見てみよう。パチンコでは羽根モノ或いはヒコーキ、権利物、セブン機、一発台、ＣＲ機など。現在の主流は何と言ってもＣＲ機。定番の「海物語シリーズ」を始め、「新世紀エヴァンゲリオン」「北斗の拳」などの人気アニメや「冬のソナタ」「必殺！仕事人」などのドラマや時代劇を題材にしているものもあり、人気を博している。昔に比べ、液晶がより大型化し、大当たり時の演出等がゲーム並に凝って来ているのが特徴だ。 パチスロはパルサーやリバティーベルなどの０号機、ニューペガサスなどの１号機、アラジン、バニーガール、センチュリー２１、アニマルなどの２号機、コンチネンタル、ワイルドキャッツ、リノ、スーパープラネット等の３号機、クランキーコンドル、ニューパルサー、サンダーＶなどの４．０号機、獣王、キングパルサー、スーパーリノ、大花火、アステカ、アラジンＡ、サラリーマン金太郎等の４．１号機、北斗の拳や吉宗等の４．５号機、北斗の拳ＳＥ、俺の空、押忍！番長などの４．７号機、新世紀エヴァンゲリオン、南国娘、パチスロ戦国無双などの５号機がある。 個人的にはパチンコでは一発台が好きだった。ＣＲ機は勝っている時はいいんだけれど、負けも大きいのが困りもの。スロットはコンチネンタルやアラジン、クランキーコンドルやニューパルサーの頃よくやった。これもどんどん勝ち負けの落差が大きくなっていった。また、高まったギャンブル性や依存症はしばしば問題となっている。昔に比べて今は本当にあっという間に金がなくなるからなあ。何時も熱くならずに、適当に楽しめればいいんだけれど。まあ、私は２００４年以降パチンコ店に行っていないので、それ以上の事は言えない。 その他のギャンブル 雀荘などで行われている麻雀、囲碁、将棋、花札（花合わせやこいこい、おいちょかぶ等）、トランプ（ポーカーやブラックジャック、バカラ等）、サイコロ（ちんちろりん）、手本引等がある。これらの多くは普通にゲームとして楽しむ分にはいいが、高額な金品を賭けると犯罪になる。暴力団の資金源となっているものもあり、時折摘発されている。後、日本では公認されていない為、違法行為に該当するが、海外では”ギャンブルの殿堂”とも称するべき「カジノ」が公認となっているところがあり、金持や一攫千金を夢見る人達で賑わっている。殿堂だけあって、トランプなどのカードゲームやダイスゲームも様々なヴァリエーションがあるが、特に有名なのはルーレットとスロットマシンであろう。共に日本では考えられない高額配当が時折飛び出し、億万長者を夢見る人にとっては憧れの場所となっている。但し、一夜にして富豪になる夢を叶えられる一方で、一夜にして総てを失う危険性を孕んでいる。 有名なカジノがある場所と言えば、モナコのモンテカルロとアメリカのラスベガスが双璧。共に観光名所にもなっている。他ではドイツのバーデン・バーデン、中国のマカオなど。後、お隣の韓国ではソウル、プサン、チェジュ、チョンソン、インチョンにカジノがあるという。その内チョンソン以外は外国人専用。また、日本でも経済振興の為、地方でカジノ設立の動きがあるらしい。何れにせよ、ギャンブル好きなら誰もが一度は行ってみたいと夢見る殿堂カジノには、正に天使と悪魔が住んでいると言えよう。 後、ギャンブルと言えば忘れてはならないのが、英国のブックメーカー。これは競馬やスポーツなどに止まらず、ありとあらゆる事が賭けの対象とされ、世界中に遍くその名を知られている。 |