ザ・ゲーム＆アニメ音楽紹介

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ゲーム＆アニメ音楽ＢＯＸ

フランダースの犬

海外アニメ音楽

先ずはディズニー物を忘れてはなるまい。クラシックの名曲も沢山用いられているが、他にも「ハイホー」「星に願いを」等の有名ナンバーがズラリ。他では「トムとジェリー」「ポパイ」等の音楽も有名だ。

日本の劇場用アニメ音楽

スタジオ・ジブリ、それも宮崎駿作品の音楽を書いているのが久石穣。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」…これらの作品を語る上で、久石氏の音楽は決して欠かす事の出来ない要素である。若しこれらの作品から久石氏の音楽を外してしまったらどうなるか…恐らく今程の評価を与えられる事はなかったのではなかろうか。こう言うと大袈裟かも知れないが、宮崎作品が与えてくれる感動や微笑ましさの半分は音楽によるところが大きいと思う。当然、その才能は各界からの注目を集め、劇場映画やＣＭ等でも大活躍している日本が世界に誇る作曲家の一人であろう。

ＴＶアニメ音楽

古くは「鉄腕アトム」の主題歌がこのジャンルを代表する知名度を誇っていた。「世界名作劇場」の「ムーミン」「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」等の主題歌も有名。ヒーロー物では「ガッチャマン」「マジンガーＺ」「ゲッターロボ」「デビルマン」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」等の主題歌が、ＳＦでは「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道９９９」の主題歌が有名だし、「日本昔話」「一休さん」「ど根性ガエル」「ハリスの旋風」「いなかっぺ大将」「天才バカボン」「ドラえもん」「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」といった所の主題歌も有名。「ドラゴンボール」「Ｄｒ．スランプ」「北斗の拳」「キャッツ・アイ」「ワン・ピース」「みゆき」「タッチ」「めぞん一刻」等の主題歌も有名だ。スポーツでは「あしたのジョー」「巨人の星」「ドカベン」「ＹＡＷＡＲＡ」等か。美少女物では古くは「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「キューティ・ハニー」、「アタックNo1」「エースをねらえ！」「キャンディ・キャンディ」等の主題歌が有名所だろう。他にも「ルパン三世」のテーマ等の有名ナンバーがあり、結構名前を挙げ始めたらキリがない。そうした中で言えるのは、「これぞアニメ・ソング」と言える曲が多いのはやはり昔のアニメが多い。最近はごく普通のポップス等を用いる事が少なくないからだ。

ゲーム音楽

先ずは何と言っても「ドラゴン・クエスト」と「ファイナル・ファンタジー」、この２大ＲＰＧの音楽を忘れる事は出来まい。単にゲームの音楽として有名というだけでなく、音楽自体の質の高さが「ゲームなんてたかが娯楽」という域を超えた芸術性を獲得している。スクウェア・エニックス系では他に「ロマンシング・サガ」の音楽も忘れ難い。
他のＲＰＧでは現代的な「女神転生」シリーズの音楽が有名か。後、ＰＳ初期に出た「アーク・ザ・ラッド」も多くの人がびっくりしただろう。というのは実在のオーケストラであるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏が使用されていたからだ。スクウェア・エニックスがあくまでコンピュータでオーケストラの音を再現しようと試みているのとは正反対だが、ＣＤ－ＲＯＭだとこんな事が出来るのかと思い知らせてくれた音楽である。このオケの圧倒的量感には流石のスクウェア・エニックスも到達し得ていない。まだ時間がかかりそうだ。
日本一ソフトウェアの音楽も忘れ難い。特に「マール王国の人形姫」「リトル・プリンセス」「天使のプレゼント」の３作品は”ミュージカルＲＰＧ”という事で、他のゲームではあまり聴く事の出来ない音楽がたっぷり。

ギャルゲーの音楽も比較的有名で、ヴァラエティー番組やワイドショーのＢＧＭに使用される事が少なくない。特に私がよく耳にしたのは「ときめきメモリアル」とアニメ版「ＴｏＨｅａｒｔ」の音楽である。この２作は主題歌より寧ろ本編の音楽が何曲も使用されていた。「トゥルー・ラヴストーリー」の第一作目の主題歌が仲間由紀恵というのは今から考えると貴重。後は独特の音楽がたっぷり収録されている「マリーのアトリエ」を忘れてはなるまい。

他のジャンルでは矢張り「スーパーマリオ・ブラザース」か。総じて言える事は、矢張りアクション系よりＲＰＧやシミュレーション系の方が”聴かせる音楽”を使用する傾向にある。これはある意味当然であろう。アクションでは音楽に迄神経を集中するゆとりがなくなりがちだからである。但し、快適にプレイ出来る様、ゲームに適合したリズムを選択している事が多いのはアクション系で、ＲＰＧやシミュレーションの場合、時に音楽の自己主張が強く、ゲームの内容とかみ合っていない事がある。何れにせよ、「たかがゲーム音楽」と言い切れないクオリティーの高さを多くのゲーム音楽が具えている事だけは確かであろう。