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ミュージカル映画ベスト２５

順位	タイトル	公開年
１	雨に唄えば	1952
２	ウェストサイド・ストーリー	1961
３	オズの魔法使い	1939
４	サウンド・オブ・ミュージック	1965
５	キャバレー	1972
６	メリー・ポピンズ	1964
７	スタア誕生	1954
８	マイ・フェア・レディ	1964
９	パリのアメリカ人	1951
10	若草の頃	1944

順位	タイトル	公開年
11	王様と私	1956
12	シカゴ	2002
13	４２番街	1933
14	オール・ザット・ジャズ	1979
15	トップ・ハット	1935
16	ファニー・ガール	1968
17	バンド・ワゴン	1953
18	ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー	1942
19	踊る大紐育	1949
20	グリース	1978
21	掠奪された７人の花嫁	1954
22	美女と野獣	1992
23	野郎どもと女たち	1955
24	ショウ・ボート	1936
25	ムーラン・ルージュ	2001

※２００６年、米国映画協会（ＡＦＩ）発表。

『ホワイト・クリスマス』や『屋根の上のヴァイオリン弾き』みたいな名作がランク・インしていないけれど、まあ、有名なミュージカル映画のタイトルを挙げれば、自ずとこうした顔触れが並ぶといったところだろう。順位は人によって異なると思うが。ディズニー・アニメでは唯一『美女と野獣』が入っている。近年の作品で『シカゴ』と『ムーラン・ルージュ』が入っているが、これは良い事だ。最近あまりミュージカルが作られなくなったから。また、一時期ダンスで人気を博したジョン・トラボルタの『グリース』が入っているものの、エルヴィス・プレスリーの映画や『フラッシュ・ダンス』『ストリート・オブ・ファイアー』『フットルース』『カクテル』みたいなカテゴリーの作品は入っていない。ビートルズは英国だし。まあ、ミュージカル映画といえば、何と言ってもブロードウェイの舞台を映画化したものが多いし、そのイメージが強い。音楽的には最も多くの有名ナンバーを持つ『サウンド・オブ・ミュージック』が意外（？）にも４位というのも、ザルツブルクを舞台にしている事もあり、欧州の香りが漂っており、ブロードウェイっぽさにおいては『雨に唄えば』『ウェストサイド・ストーリー』『オズの魔法使い』等に一歩譲るからであろう。まあ、でもこのランキングは比較的多くの人が納得するのではなかろうか。